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夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に夢なき者に成功なし
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この言葉は、江戸時代後期に山口県萩市にある松下村塾で、後の初代内閣総理大臣とな
る伊藤博文や高杉晋作、木戸孝允など幕末維新や明治新政府で活躍した幾多の有為な人材
を育てた吉田松陰先生の残された言葉です。
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夢(志)を持ち、理想を掲げ、その実現に向け、しっかりと計画を立て、信念をもって実
行(努力)を続ければ、必ずや成功するという吉田松陰先生の教えだと思います。
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金蘭会学園は、今からおよそ120年前の明治38年(1905年)に大阪府立堂島高等女学校
(現大阪府立大手前高等学校)の同窓会「金蘭会」のみなさんが女子中等教育の門戸を拡
げたいとの思いから、校地購入・校舎建築の資金集めに奔走され、金蘭会女学校が設立さ
れました。当時、堂島高等女学校の教職員や卒業生のみなさんが、無報酬で教壇に立って
おられたようです。
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現在、「学校」とは、生徒一人ひとりが授業、部活動、各種委員会活動や学校行事等で
体験するいろいろな学びを通して成長し、社会に出たときに自らの未来を自らの力で切り
拓いていけるようになるための準備期間だと思います。
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その中で大切なことは、生徒自身が自ら課題を設定し、学習に取り組んでいく『主体的
な学び』、生徒や先生との対話を通して思考を広げ深めていく『対話的な学び』、そして
、学んだ知識を相互に関連付け、より深く理解していく『深い学び』をめざすことです。
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金蘭会学園では、それらの学びを生徒のみなさんが、日々明るく、楽しく、成長を感じ
ながら学んでいける環境が整っています。生徒一人ひとりの限りない可能性を信じて、「
主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」、そして「他者を大切にする豊かな心」を
育み、『社会に貢献する自立した人材』の育成をめざして教職員全員でサポートしてまい
ります。